牌山・河

すべての牌を裏返しに混ぜ、プレーヤー１人ずつで、
１列１７枚、上下２段を積みます。

積まれた牌は、牌山(はいやま)、または山といい、
ゲーム開始時の自身の手牌となる配牌は、
親は１４枚、子は１３枚になるよう山から取り出します。

親がサイコロを振り、牌の取り出し位置を決めます。

サイコロで出た目の席の山の、
出た目の席のプレーヤーから見て右から、
出た目の数を残します。

３４２

７６５

上下２枚ずつの４枚をまとめて取り、自身の前に並べていきます。

牌を取る順番は、東南西北の左回り、
牌を取る山は右回りに進みます。

３周繰り返し、手牌が１２枚になったら、
４周目は、親のみ上段を一つ飛ばしで２枚取ります。

この２枚取りは、チョンチョンと呼ばれます。
ゲーム中は、順に牌を１枚引き１枚捨てる動作を繰り返すことになるため、
１番目に牌を引く親はこの時点で最初の牌も一緒に取ってしまおうという取り出し方法です。

続いて子が順に１枚ずつ取ります。

配牌の取り出しが完了です。

山を後ろから数え、上段３枚目の牌を表にめくります。

めくられた牌がドラ表示牌になります。

ドラ表示牌から外側の４枚はリンシャン牌(嶺上パイ)といい、見えてしまうとゲームに影響することがあるため、間違ってめくれることがないよう１枚下ろしておくマナーがあります。

ドラ表示牌、リンシャン牌を含む山の進行と反対側の
１４枚(７×２段)は王牌(ワンパイ)といい、通常進行時、引かずに場に残します。

カン発生時のみリンシャン牌が引かれ、引かれる毎に最終の牌であるハイテイ牌(海底ハイ)がスライドし王牌は１４枚のまま進行されます。

ゲーム開始後、手牌の入れ替えで不要になった牌は山で囲まれた河(かわ)という中央部分に捨てます。

６枚ごとに下の段に並べましょう。

ゲーム中は捨てられた牌をヒントに、残り枚数を数える、また、相手の手牌状況などを読みます。