入門
麻雀入門
麻雀は、アガり方さえ覚えればゲームに参加できます。
必要な作業は多くありません。
細かいルールや用語も多くありますが、まずは難しく考えず、自分に配られた麻雀牌をアガりの形に完成させるところまで覚えましょう。
メンツ・アタマ
麻雀牌がランダムに積まれた山から
プレーヤー1人ずつ順番に、
牌を1枚引き、手牌から1枚捨てと繰り返し、
3枚1組を4ブロック、2枚1組を1ブロックの
5ブロックにまとまるよう入れ替えていきます。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
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メンツ | メンツ | メンツ | メンツ | アタマ |
4メンツ(面子)、1アタマ、
5つのブロックすべてが完成すればアガりです。
麻雀用語は多くありますが、すぐに覚える必要はありません。
焦らず見た目で理解していきましょう。
メンツ
メンツには、同じ牌3枚、または並び数字の組み合わせを使います。
メンツに使える組み合わせ | ||||
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アタマ
アタマには、同じ牌2枚を使います。
アタマに使える組み合わせ | ||||
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ポン・チー
ブロックを作っていくにあたり、
他プレーヤーの捨てた牌を使うこともできます。
使えるのはメンツを成立させる3枚目の牌のみです。
捨てられた牌を使うか使わないかの選択は自由です。
他プレーヤーの捨てた牌を使うことを鳴くといい、
その反対に自身の引きだけで進めることは門前(メンゼン)といいます。
この2つの用語はよく使うので覚えてしまいましょう。
鳴いて作ったメンツはその後入れ替えることができません。
ポン
自身で2枚持っている牌と同じ牌が他プレーヤーから捨てられた際、「ポン」と発声し、捨てられた牌を拾い、自身のメンツとして使うことができます。
ポンできる牌 | |||
---|---|---|---|
など |
ポンは他プレーヤー誰からでもできます。
持っている牌2枚を全員に晒し、3枚目を拾い、自身で牌を引いた時と同じように手牌から不要牌を捨てます。
チー
並び数字のメンツになる牌が捨てられた際は、「チー」と発声します。
チーできる牌 | |||
---|---|---|---|
など |
チーは、自身の左隣のプレーヤーが捨てた牌のみ使えます。
「ポン」や「チー」の発声ができるのは、牌が捨てられた瞬間のみです。
見逃さないようにしっかり見ていましょう。
役
アガりには条件があります。
手牌に最低1つ以上の役(やく)がなければいけません。
役
役とは、名前の付けられている牌の組み合わせパターンのようなもので、数多くあります。
役作りは麻雀の醍醐味ですが、一度にすべて覚える必要はありません。
1つだけあればアガりの条件は満たすので、まずは好きな役を1つだけ選んで覚え、その後アガってみたい役にひとつずつ挑戦してみましょう。
オススメの役
タンヤオ | 1翻 | ||||
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[正式]断么九(タンヤオチュー) [俗名]タンヤオ |
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解説 | |||||
2〜8の数牌で4メンツ1アタマすべてを構成し成立します。
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三色同順 | 2翻 | ||||
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[正式]三色同順(サンショクドウジュン) [俗名]サンショク |
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解説 | |||||
3種類の数牌で同じ並び数字を3メンツ完成させ成立します。
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役は、難易度、出現率によってランク付けされており、
タンヤオは1翻、三色同順は2翻など、翻(ハン)と数えられるポイントのようなものが当てられています。
1翻~6翻、また、最高ランクの役満があります。
複合が可能で、役が多く含まれている形でアガることにより、高得点を得ることができます。
翻数には更に別に点数が当てられていますが、
細かい点数は長く麻雀をしている人にも少しややこしいものなので、初めには覚える必要はありません。
ツモ・ロン
形が完成した際にアガり宣言します。
ツモ
自身で引いた場合、「ツモ」と発声します。
牌を引くという意味でも、ツモるという言葉が使われます。
ロン
他プレーヤーが捨てた際には、「ロン」と発声します。